新高山百合
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翻れ!日の丸
2011-04-29 Fri 19:31

4月24日の台湾歌壇月例歌会で、毎月高雄から上北して出席なさる舘量子さんが、大きな日本の国旗を持参されて、皆さんの注目を浴びました。
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舘量子さんは来台3年半になり、現在は高雄の日本語塾で教えておられます。学生時代に初めて来台した際、蔡焜燦先生にお逢いし、「自分の国を愛しなさい」と日本人としての自信、誇りなどを教えてくださった時の、魂の震えるような感動が忘れなれないと言います。「日本時代の後、戒厳令で辛い思いをされたのにもかかわらず、その胸の痛みを心に仕舞って、『日本人の若者頑張れ!』とエールを送ってくださる日本語世代の皆様の優しさ、強さに胸打たれ、元日本人の大先輩の皆様に今でも日本を愛してくださっていることへのお礼を伝えたいと思いました」 また、彼女は日本を愛するという大切なことを教えてくれた台湾の方々のことを、より多くの日本人に伝えたいと思って、台湾で生活することを決めたのです。

その上、彼女は今台湾歌壇の中で最年少の会員の一人ですよ!(もう一人日本から詠草を送ってくださる学生がいます) 彼女は台北での台湾歌壇の月例歌会に出席するだけでなく、台南での南部歌会にも出席しています。若いけれど彼女の発表する短歌には感動します。歌評のときにはユーモアを混じえて、皆さんから拍手喝采を得ています。

彼女が入会したきっかけを次のように話してくれました。
―――「台湾歌壇を知る知人から三宅教子さんを紹介していただいたことがきっかけでした。私には短歌の経験がなくとても不安でしたが、皆様は温かく迎えてくださいました。教子さんには今でもいつも励ましをいただいております。私は恐れ多くも、もともと短歌を始めようと思ったのではなく、日本語世代の方々にお会いしたいという一心で台湾歌壇に初参加させていただいたのですが、皆様と短歌を勉強している中で、万葉短歌の大切さを知り、呉建堂先生の『万葉の流れこの地に留めむと生命の限り短歌詠みゆかむ』の精神を現在も台湾万葉歌人の方々が大切に受け継いでおられる姿を見て、私もその精神を継ぐ一人になりたいと思うようになりました。勉強がまだまだ足りませんが、台湾で学び始めた短歌を一生かけて腕を磨き、守り続けたい、詠み続けていきたいという今ではこのような思いで歌会に参加しております。気持ちばかりが先走っている状態ですが、この思いを現実にできるようしっかり頑張ります!!」

この日彼女が持参した日の丸の旗に関して、舘さんはこのようにおっしゃいました。
―――「今回の日本での未曾有の出来事を、自分の国のこととして受け取り、応援してくださっている台湾の方々の想いを、日本人に届けたいと思いました。特に今でも誇り高く『元日本人だから』とおっしゃる日本語世代の皆様からの言葉は、日本人にとってきっと大きな励みになると思いました。日本を愛する台湾歌壇の皆様からの応援の言葉によって日本の方が一人でも元気を出してくださればと思い、メッセージを寄せていただこうと思いました」

旗にはすでに多くの言葉が書き込まれており、それは南部歌会の先輩達が書かれた日本を応援するものでした。舘さんがくださった南部歌会の写真には、先輩達が日本のために祈るひたすらな気持ちが現れていて、心動かされます。
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立ち上れ、エネルギッシュに     鄭埌耀 86才(中央)

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古里の復興を信じてゐます      佐藤厚子 89才(中央)(日本宮城県出身)

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〝上を向いて歩かう、涙がこぼれない様に〟台湾より思ひをこめて  胡月嬌 85才(左)

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日本よ頑張れ!     呉順江 82才

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心のふるさとに栄えあれ     陳皆竹 85才

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禍を転じて福と成す      蘇友銘 喜寿の人

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日本を愛しています  皆様の早い復起を祈っています     蔡紅玉 80才

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地球の友人よ、頑張りて立て     顔雲鴻 80才


以下は写真を撮ることができなかった先輩方のメッセージです。

くじけないで、切に祈る  台湾の日本語族  劉玉嬌

挫けないで速やかなる復興祈りぬ       黄昆堅 78才

あこがれの日本の国よ立ち上れ        林碧宮 82才

盧淑瓊(名前のみ)



私達北部の歌友たちも、多くの先輩方が待ちきれなくなって、次々に日の丸の旗にサインを始めました!

毎月宜蘭からいらっしゃるご夫婦です。
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合掌東日本大震災     李英茂 83才
美しき大和の国の一日も早き復興ひたすら祈らん     陳秀鳳 81才


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日本頑張ろう!     周福南

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日本東北の皆さま頑張って下さい!故郷とも思っています     游細幼

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七ころび八起 頑張れ日本!!     林禎慧 82才

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がんばろう!! 日本!!   元日本人  蔡焜燦

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国挙げて未曾有の国難対処する大和魂高揚の秋     姚望林 86才

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元気で明るく手を繋いで     黄培根 86才

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日本の復興を待っています。台湾から     劉心心(右)

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大和魂で乗り越えろ  元日本人台湾から  林肇基 86才(左)
仙台の佐藤満君へ 頑張れ!! 台湾から

(今だ連絡の取れない仙台のご友人へのメッセージだそうです)


12時過ぎに昼食が始まった頃、黄(三宅)教子事務局長が「先月の月例歌会で、東日本大震災への義援金を皆さまにお願いしました。南部歌会と合わせて、台湾元15万元となり、一日も早くと思い3月30日に交流協会へ渡し、交流協会からは日本の赤十字へ送りますという感謝を表す受け取りの文書をいただきました。台湾の紅十字ではありませんのでご安心ください」という報告をなさいました。
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これは3月27日の月例歌会のときに、蔡焜燦代表がリードなさり、311の日本の大震災で亡くなられた方々に黙祷を捧げる情景と、募金の様子です。
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選歌の時に、数ヶ月ごとに日本から参加なさる歌友の田上雅春さんがこのような挨拶をなさいました。
―――「今回の東北地方太平洋三陸沖大震災に対する、台湾の皆様方の心温まるご支援に被災国の一人として、感謝申し上がるとともに、放射能漏れ及び放射能汚染水、放流による、地球環境破壊をもたらしていることに加害国の一人として、お詫び申し上げます」(要旨)
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選歌の後、舘さんが出席なさった皆さまに、日の丸に連署する目的を話し、まだ書き込んでない方々にお願いしました。
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当日北島徹顧問が歌評のまとめをなさる前にこのようなお話をなさいました。
―――「キリスト教【幕屋】の青年80人がちょうど大震災が起きたばかりの頃予定通り台湾へ来られ、ボランティアですぐにでも震災地へ駆けつけたい気持ちを持ちながら台湾での日程を経ていくうちに、いたるところで台湾の方々が日本の震災を心から心配してくださる姿に接して感動し、同時に被災地へボランティアに行くという気持ちにも少し変化が生じ、帰国して被災地へ行って、「日本を守る!」という気持ちが芽生えたそうです。台湾は人の心を良い方向へ変えて行く何かがあると感じたそうです。台湾の人達の熱い心に触れて、日本人として心に変化を生じて帰国してゆく、そんな何かを知るためにも、多くの青年に台湾へ来てもらいたい、来て体験してもらいたいと思います。帰国した80人のうち、40人はそのまま直接被災地へ行き、ボランティア活動をしたということです」

例会が終わった後、次々と日の丸に署名のために駆け寄った先輩たち。
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一日も早く復興されますようにお祈り致します     黄伯超

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日台に絆あり、頑張れ日本     蔡西川 大正生まれ(左)

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頑張れ頑張れ!!     江槐邨 80才

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人間と妥協しない地震津波今日の福島明日台湾か     林蘇綿

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世界中が見てゐる応援してゐると伝へてあげたき避難所の人に     黄教子

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日本人頑張れ!     林素梅(左)

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神かけてお祈り申し上げます。一日も早きご復興を…    林聿修

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頑張って下さい!日本の友よ     高宝雪

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蘇楠榮 楊翠琴 (名前だけ)

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日本精神在台湾  日本は不滅です     田上雅春

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一日も早く復興を台湾より祈って居ります     陳瑞卿

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未曾有の天災、神の賜わりし試練と思えば心強く立ち上がれる
頑張れ日本!日の本の国の名にふさわしく立上るのだ!     陳清波 81才


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震災に日の本の民雄々しかり称序守りて世の鑑たる     陳淑媛

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立ち上がれ日本の友よゆるぎなく 花こそ咲かせ富士のすそ野へ   
地震津波跡形もなく痛ましき慰めの言なく只祈る     李錦上 85才



黄(三宅)事務局長にこの活動に対する感想を伺いました。
―――「舘さんが日本の被災者の方々のみならず日本の皆さまを励ますこのような方法を考えてくださってとても嬉しいです。舘さんから相談があったときに、諸手をあげて賛成しました。被災者の方々はこれから長い苦しい日々が続くわけですから、ずっと見守り、声援を送り続けたいですね。日本の国旗に書き込む、しかも外国となった台湾から、日本語での励ましの言葉や短歌ということで、日本の皆さまが少しでも元気を出してくだされば、この上なく嬉しいです。今日は日本語世代の皆さまは、その昔出征兵士を送るための激励の言葉を日の丸に書いたことなど思い出されておられる方もいて、書き込みにもいっそう心がこもっていたようです。台湾のこの世代の方々は、敗戦の痛手から逞しく立ち上がり繁栄していった日本のことを思い出して、この度もきっと立ち直れると固く信じておられます。台湾の老いも若きも日本の皆さまの悲しみ苦しみを我が事のように身近に感じてくださっています。心の底からがんばって!一日も早く立ち直って!と叫んでいます」

最後に舘さんは、私がまだ書いてないことを知り、私にも書くようにと励ましてくれました。そこで日本語でこのように書きました。
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敷島の大和心を信じています。 どうか強く 世界へ光明を!     黄敏慧

これは私が初めて日の丸に書いた言葉です。書き終わってから何とも言えない感動が湧きました。

日本の皆様への激励と祝福が書き込まれた日本の国旗をどうするのかを、舘さんはこのように語られました。
―――「皆様からメッセージを寄せていただいたこちらの日本国旗は、日本の被災地へ届けたいと思っております。台湾の皆様の想いが、日の丸に特別な想いを寄せて書いてくださった台湾人の魂のメッセージが、日本復興への力となりますように」

舘さんはこのような有意義な活動を発起して、日本人を激励するほかにも、
私達台湾人の異なる世代にも美しい想い出を残してくださいました。
舘量子さんどうもありがとうございました!


                     皆さんと記念撮影
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                  日本、ガンバレ!



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