新高山百合
http://twnyamayuri.blog76.fc2.com/

スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告 | ∧top | under∨
台湾の大恩人・八田與一技師の偉業を偲ぶ
2011-05-08 Sun 07:40

今日は八田與一技師六十九周年のご命日です。
八田與一技師は大正年間に烏山頭ダムの建設したことにより、それまで荒廃していた嘉南平野は素晴らしい肥沃の平野になりました。この六十九年間、我々台湾人、特に嘉南平野の農民たちは、一日だに八田技師のご恩を忘れたことはありません。      
                          
                                       台湾歌壇代表 蔡焜燦


以下の短歌は台湾の大恩人である八田與一技師に捧げるものです。


呉建民      灼熱もものかは萌えし若草を水牛黙し飽かず食みつつ

呉建民      田の旱ミレーの絵めきたる憔悴の一望無尽に広ごれる秋

呉建民      不毛の地を全面農地に変らせし八田のダムを鍬立て見つむ 
    
呉建民      曾文の流れこの地に留めむと八田氏は身も魂も焦がせし

呉建民      八田ダム君が血と汗混り居む珊瑚湖に水満たせ煌めく        

蔡西川      脈々と八田博士の血流れをり嘉南の大地に功残して       



周福南      夜の雨に春雷響き啓蟄の田畑潤す豊の年とぞ 

周福南      春雨に新緑萌えて清清し今年も豊年満作祈る

江槐邨      露光る村の朝翁鍬担ぎ煙草燻らし田畑に向かふ

林百合      牛の背に吾(あ)を乗せくれし亡き祖父の農に生き来し蓑笠すがた                     

劉玉嬌      満々と水の張らるる水田は台湾を愛せし八田氏を語る

蔡西川      田植機の爪を離れし青苗は春風になびき命育む 

黄秀菊      梅雨入りに大地潤ほひ田植え終へそよ風吹きて稲穂待たるる 

蔡西川      緑映ゆ稲葉の葉先に朝露が陽光を浴びきらりと光る       

鄭 静      青青と稲穂そよげる水田を白鷺一羽低く飛びゆく             

黄教子      水張田の水光りつつ白鷺のまたも降り来る嘉南平野に       

陳淑媛      水張田の何処まで続く嘉南平野畦に白鷺一列に並ぶ       

郭文良      白鷺が青き水田に点々と神の描ける名画の如く   
 

陳淑媛      初夏の水張田に立つ鷺の群れ波紋ゆらめく嘉南の平野                  

荘淑貞      田草とる定年もなき老農夫汗ばむに額後光射しをり      

林聿修      炎天下の畑耕す老農夫をいたはる如き一陣の風       

潘建祥      黄金波里の沃野に広がりて稲穂ざわめき夏日に光る 

周福南      南風吹けば穂を伸ばしゐる麦畑蛙の声も聞く花曇り 

陳淑媛      さやさやと稲穂のなびく夏ふかし陽の香を弾く嘉南の平野       

辛秀蓮      見はるかす稲穂のそよぐ美しき緑の世界にしばしとれゐし      

辛秀蓮      夏なれば川辺の西瓜の盛産地冬の濁流稲田を灌漑す  

黄培根      米三度成る甘蔗は伸びるぽんかんにバナナパイン果物王国

陳淑媛      甘蔗の葉さやぐ黄昏に白鷺の飛び立ちにけり嘉南の平野       

陳淑媛      満載の甘蔗を運ぶ牛車より素早く一本抜きし彼の日よ  
      


荘淑貞      八田与一技師は我がフォルモサに身を捧げ嘉南平野に稲穂実れる   

陳英侯      果てしなき嘉南平野は黄金色豊かな穂波台湾の宝  
        
張國裕      ゆるやかに稲は黄金の穂波見せ秋めく小川心まで澄む        

文錫樫      風渡り黄金の波を打つ稲を病める農夫は窓開けて見る 
       
劉玉嬌      吹き流し田んぼの空に翩翩と稲穂はそよぐ雀そこのけと       

蔡龍鐘      秋づけば稲穂の揺れて風涼し舞ひ飛ぶ小鳥を案山子は睨む      

張清瑛      鳩群の弧描く嘉南の黄昏に農夫の影に手を合はせたく       

林百合      畑より家路を辿る夕明かり蓑笠姿の祖父の一生(ひとよ)よ      


陳淑媛      刈り後の田を焼く火赤し至る所煙になびく里の夕暮れ        

劉炎桃      稲田には野火赤々と立つ見えて風のまにまに煙たなびく       

頼榕煌      稲刈りの草のかほりに誘はれてうんと吸ひ込む甘きそよかぜ     

張清瑛      田より田へ刈後を追うて餌を拾ふ鴨群れ居て声のかしまし      

李英茂      水田の切り株にまた稲穂伸び食い放題と群がる雀          

呉淑子      晩秋の刈り取られたる稲畑に白さぎ一羽寂しく立ちて        
 
蔡西川      刈り株に新生の命芽吹き出て休耕田の稲実を結ぶ 
         
蔡西川      変る世の異常気象に稲田の苗地にしがみつき春を待ちゐる      



荘淑貞      八田技師は神と祀られ烏山頭にダムの清流永久に流るる       

林蘇綿      烏山頭ダムの一斉放水八田祭今も称へむ治水の勲          

顔雲鴻      台湾の農民の父と敬はるる八田氏は銅像に名を残しゐて       

陳家權      春雨に濡れて行かれしを墓参の日花束供へ偉業を偲ぶ  

顔雲鴻      烏山ダム築きし八田氏の愛の水流れて早も百有余年         

顔雲鴻      台湾の農耕図りし八田技師恩恵の水今日も流るる   
 
蔡西川      八田ダムを世界遺産に登録せんとユネスコへ名を揚ぐる台湾     

胡月嬌      世界遺産に與かる日近し台湾に八田氏創りし烏山頭ダム       

陳瑞卿      金沢に八田技師の像を寄贈する許文龍氏は台湾国宝         

顔雲鴻      烏山頭珊瑚潭とは八田氏の血潮の泉永遠に名残りて  
       
  
                            (2003年5月8日六十一周年慰霊祭撮)
hattasensei.jpg


 烏山頭ダムの土手の上の八田銅像今も農水を考へるごと    顔雲鴻




スポンサーサイト
別窓 | 台湾歌壇 | コメント:4 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
| 台湾魂と日本精神 | NEXT
copyright © 2006 台湾魂と日本精神 all rights reserved. template by [ALT-DESIGN@clip].
台湾留学サポート
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。