新高山百合
http://twnyamayuri.blog76.fc2.com/

スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告 | ∧top | under∨
御霊よ永遠に安らぎたまへ
2011-08-15 Mon 06:00

陳 英侯      戦争に勝利をあげて万歳を叫ぶ日本われら皇民が
(同 上)      大戦時出征兵の守り神千人針に御守り袋
(同 上)      戦地行く出征兵士を見送りて駅に旗振り軍歌を唄ふ
(同 上)      国の為死んで帰れと戦地行く吾子を励ます親の心は
(同 上)      玉砕の覚悟を決めて突撃の進軍喇叭勇ましく聞く

林 蘇綿      「光輝ある軍旗の下で死ぬ」と言ふ師団長の言 父驚かす
(同 上)      わが出征見送る母の「ばんざい」の声に思はず瞼熱くす

呉 餘錬      出征を見送る駅に旗の波泣きゐる君の顔を目に追ふ

李 聡火      送られて駅のホームに立ちし君永遠の別れがはや六十年

林 百合      終戦後異国となりしも忘れ得ぬ大和撫子と驅われし日を
(同 上)      志願兵の士気を鼓舞せむとうら若き吾らに課せし篤志看護婦
(同 上)      香港へ傷兵の看護に召されたる我ら日本を祖国と信じて

蔡 焜燦      三笠山朝な夕なに眺めては文武に励みし陸軍生徒
(同 上)      奈良公園の鹿を脇目に演習に励みし我ら少年飛行兵

洪 坤山      零戦の鋲打つ指に日本の冬は厳しき霜焼けの腫れ
(同 上)      重爆の「銀河」と夜間の戦闘機「月光」は我らの手になりしもの
(同 上)      夏は蚤冬は虱に悩まされ三食続かぬ少年工は

蔡 龍鐘       グラマンの機銃掃射に逃げまどふ相模ヶ丘を今も夢みる
(同 上)      息白く冷めたさ沁むる机の下にうずくまりゐて手を擦り合す
(同 上)      胴体に掃射を受けし弾丸の跡愛機を撫でて我涙せり
(同 上)      相模野に敵機の威嚇耐へし日も富士の雄姿は厳然として
(同 上)      年ごとに栄える大和は青春の我を育てし第二の故郷

陳 皆竹      若き日の夢荒鷲に憧れて校庭ゆ見し零戦凛凛し

厳 慶烈      志願兵に体小さしと帰されて六月二十日うんざりとせり
      
鄭 克温      「ハヤブサ」の特攻隊見送る中学生涙で振る手の力の弱さ

黄 培根      凛として飛び立つ特攻青春を無残に捨つる首途の一杯

陳 英侯      特攻の同期の桜微笑て敵空に飛ぶ帰らぬ旅へ



林 蘇綿      「散る桜残る桜も散る桜」空の神兵我等の使命

李 聡火      陸空より攻撃を受くる敵機なれあっぱれ勇敢低空応戦

陳 英侯      空襲に燈火管制の暗闇の防空壕にて爆音聞きつ
(同 上)      戦時中は山や畠の開墾に勢出しわれら学徒動員が
      
鄭 克温      卒業式も証書も共に無く学徒兵入隊して暫く家と便り断つ

陳 英侯      激しかり爆撃つづく空襲にわが家族らは田舎へ疎開す

頼 榕煌      戦時中食料漁りに駆け回るあの山この川母の影在り
      
顔 雲鴻      防空壕空襲警報爆撃機老いて忘れぬ戦時の頃を

鄭 克温      蚊の羽音と紛らふB29の夜間爆撃防空壕避難に眠れぬ日びよ

李 聡火      淒慘の五月一日我が郷は火の海と化し「B29」にくき
(同 上)      一瞬に十萬の命奪ひたる「B29」の空爆残酷の至り

林 禎慧      敵機見ゆと水浸しの壕になだれおみ息を殺せし分秒長かり

蘇 楠栄      敵機去り萌え葉の風の涼しさに壕の上に結ぶ転た寝の夢

李 聡火      御真影と勅語抱き締め焼け焦げたり横山町長空爆の日に

陳 英侯      凱旋せる皇軍迎ふごとくして戦死兵の遺骨おごそかに迎ふ

蔡 龍鐘      かへらじと覚悟決めたる特攻の散りし英霊鬼神を泣かしむ
(同 上)      血がにじむ赤い夕陽の海のはて返らぬ魂を呼ぶカモメ鳴く

林 禎慧      竹槍は最後の武器と師も涙、玉砕ニュースのつづく昭和二十年


呉 餘錬      広島に原爆投下の黒い雨に滲みし悲惨なる痕跡

鄭 克温      原爆の日は立哨に呆然と空見つめゐたり六十年前

頼 伯雄      堪えがたきを堪え忍ぶ玉音の聞きにくかりしが終戦と知る

温 西濱      襟正し所長室にて玉音の放送を聞きし終戦日杳し

林 蘇綿      終戦の玉音放送途切れがちラジオ囲みて跪きにけり

黄 華浥      敗戦の日竹かぶとを背に工場へ動員されし少年像顕つ

陳 英侯      敗戦の玉音を聞き諸共に涙こらへて君が代歌ひし

頼 榕煌      万世に太平の道を開かむと玉音放送にすすり泣く民

張 瑄爐      玉音を聞いて滂沱の涙より束の間過ぎぬ六十年を

黄 培根      終戦の玉音聞いて六十年長雨止めど空未だ晴れず



蔡 焜燦      終戦の古都の青空なつかしも闘ひなき空雲ひとつなく

黄 華浥      この空よ真青に澄みて熱き日の日本負けしと伝へ聞きし日

王 仲癸      米軍に包圍されたる終戦の仲秋の月今も忘れ得ず

陳 英侯      皇国の勝利むなしく夢破れ日台の縁とほくなりけり

洪 坤山      台湾はアジアの孤児なる運命の終戦の日は忌むべき日なり

蔡 龍鐘      ひしひしと身に沁む無念敗戦の捨て児となりし台湾哀れ

蔡 紅玉      終戦の声に中国軍なだれ込む日本軍との相違に唖然
(同 上)      日人の撤去の日迫り持ち物を売り居る様をおづおづ眺む

黄 教子      敗戦にやむなく日本の国籍を棄てたる日本の女性の多し
(同 上)      一生に国語の変る苦しさをわれは知りたり異国に住みて

何 千珠      敗戦の辛さ人らに何時の日か言はむけど子に言ふ事もなし

荘 清冷      衝撃の敗戦を経て三年のち無性に扶桑を慕ひて泣けり

陳 皆竹      終戦の安堵と希望消え失せて瑞穂の国よ夢も懐かしい

陳 火桐      敗戦を共に担ひし台湾と日本の戦後生きて老いにき

黄 華浥      敗戦に祖国を失ひ幾十年童謡唄へば郷愁そぞろ湧く

陳 皆竹      諳じる教育勅語を畏みて歩む戦後に明治は遠く

林 蘇綿      皇軍の光輝ある軍旗燃やしたる軍人手帳ああ六十年


高 淑慎      八月は悲しき月ぞ六十年前のあの日をテレビが映す

張 静恵      默祷を捧げて広島の原爆忌八月六日のバースデー放棄す

郭 文良      戦なき原爆ドームに解説の英語北京語の聞こゆる真夏

呉 順江      原爆の被災を悼む鐘の音にじんと伝はる平和の願ひ

黄 華浥      この日まで日本人たりし我なれば君が代唄ふ戦没者追悼式
(同 上)      敗戦忌そぞろ近づきシナ人にされし無念の又も疼き来る

頼 榕煌      終戦後日本の土地を踏みしとき何故か込み上げし千感万情
(同 上)      終戦に二つの国に分るるも心は一つ八洲の内に

温 西濱      指宿の元特攻基地に数かずの若鷲の遺品わが胸を打つ
(同 上)      純真に無敵皇軍の勝利をば信じて投じし青春悔いなし

游 細幼      青春を戦争に託せし若鷲の挽歌とも唄ふ予科練の歌

張 國裕      若鷲の夢醒めて世は花時の微風も匂ふ奈良の駅前

鄭 埌耀      大空に散華せざれば世に数多盡せしならむ特攻千余



陳 英侯      大君に命ささげて靖国に神と祀らる戦士の御霊

洪 坤山      靖国に神と祀られし英魂よ日台共に同期の桜

蔡 龍鐘      神降る如さくら舞ふ九段坂護国のみ霊に雅楽響ける

王 進益      李登輝の靖国参拝に山桜津々浦々に映えわたりけり

前田富子      英霊を弔ふ吾はこの日ごろ鋭気つたひき作歌に燃ゆる
(同 上)       征きし人残せし遺書を朝夕に読みて経上げ涙あふるる

李 錦上      思ひ出は涙さしぐむいとし兄南方派遣征きて帰らず
(同 上)      征きしまま還らぬ兄も傘寿なり喜寿祝ふ吾の悲しき追憶

荘 月娥      戦に逝きし弟に遺骨なくマニラの土を夫が携ふ

温 西濱      九段坂空征きし兄偲びつつ合はす双手に桜花散る
(同 上)      靖国に参る参るな争論に盂蘭盆の月に戦士の友偲ぶ

蔡 西川      靖国に詣でて亡兄の面影顕ちしとおおと泣く友見るに忍びず
(同 上)       靖国の遊就館に展示せるゼロ戦機勇士の功を偲ぶ

黄 教子      若き日に命傾けし国なりと元日本兵の鄭春河さん
(同 上)      靖国の英霊夢に現れて思ひを託すと鄭さんの言ふ

李 聡火      戦歿の同窓あれこれ夢に顕つ靖国参詣反対嘆きて

鄭 埌耀      軍国に些かゆかりありし我今靖国に拍手を打つ
(同 上)      靖国の英霊詣でと外交とを天秤にかける日本人哀し

呉 順江      靖国に参拝をせし硬骨の石原知事に喝采送る
  
河盛尚哉      靖国の参道を行く若者の顔見つつ希望を覚ゆ

顔 雲鴻      靖国に雁鳴きわたる月の空国護る英霊の静まりてあれ

蔡 焜燦      靖国に昇殿参拝叶ひたる御霊よ永遠に安らぎたまへ




<関連記事>
台湾歌壇の同人の靖国神社へ捧げる歌
http://twnyamayuri.blog76.fc2.com/blog-entry-28.html
日本の建国を偲ぶ台湾人の短歌
http://twnyamayuri.blog76.fc2.com/blog-entry-48.html
二・二八事件を詠う
http://twnyamayuri.blog76.fc2.com/blog-entry-50.html


スポンサーサイト
別窓 | 台湾歌壇 | コメント:2 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
| 台湾魂と日本精神 |
copyright © 2006 台湾魂と日本精神 all rights reserved. template by [ALT-DESIGN@clip].
台湾留学サポート
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。